JR九州では,九州新幹線の各現場などでスマートデバイス(スマートフォン・タブレット)を順次導入し,10月1日(月)から使用を開始すると発表した.
同社ではこれまでも,鉄道事業の各部門において,スマートデバイスの導入を進めているが,今回はスマートフォンのiPhone8 Plusを九州新幹線の車掌と車両担当に,タブレットのiPadを運転士・工務担当・指令員にそれぞれ携帯させる.
この導入により,各種資料(規程・マニュアルなど)を電子化し,異常時対応を迅速化する.また,乗換えに関する問合せへの迅速な対応や,訪日外国人への対応力向上,聴覚に障害のある利用者への対応など,利用者サービスの向上を図る.車両故障時や,災害,異常時は,現場の写真・映像などを乗務員と指令員で共有し,対応力を強化する.
写真:JR九州800系・N700系8000番台 熊本総合車両所にて 2011-3-11 編集部撮影(取材協力:JR九州)
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