相模鉄道は,相鉄線が2019年度下期(予定)以降に,新宿や渋谷,目黒方面へと相互直通運転が開始されることから,相鉄グループが沿線の6ヵ所で取り組んでいる重点開発プロジェクトの一環として,二俣川駅の全面リニューアル工事を進めている.
新駅舎は,既存駅舎(地上2階建て)の上部に2階層分を増築して4階建てとし,商業エリアを整備する.また,駅前に整備される「COPRE(コプレ)二俣川」内の商業棟と駅の商業エリアが一体となって,2018年(平成30)年4月下旬に,新商業施設「JOINUSTERRACE(ジョイナステラス)二俣川」としてオープン(駅舎2階部分は11月)する予定.また,南北連絡通路が整備されることで,南口のバス・タクシー乗り場から鉄道への乗換えが容易になる.
駅舎のデザインは,相鉄グループが取り組む「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトにもとづき,外壁にレンガを採用するほか,内装にも,鉄やレンガ,ガラスなどを使用して,エレガントでスタイリッシュな空間を演出する.なお,新駅舎の一部は,2018年(平成30)年4月下旬の使用開始を予定している.
写真はいずれも相模鉄道提供