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さいたま市の39685号機が解体へ

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さいたま市の39685号機が解体へ

さいたま市中央区役所東側に設置されている39685が,9月中旬から解体,撤去されることが決定しました.
 同機は,1920(大正9)年2月10日,川崎造船所で製造され,おもに九州,新潟,長野方面などで貨物列車けん引に活躍し,その後は1971(昭和46)年11月29日まで北海道で稼働していました.
 その後1972(昭和47)年,国鉄東京鉄道局大宮工機部(現JR東日本大宮総合車両センター)で解体されるはずだったものを,当時の与野市が借り受ける形で,設置されました.9600形は,動輪が小さくボイラーが大きいことから「甲虫(かぶとむし)」という愛称がつけられていました.しかし,外観の傷みが目立ち,腐食・風化が激しく,修繕すると最低でも約5千万円以上の費用がかかるうえ,車体が乗るレール下の枕木も劣化し,地震による車体転覆の危険性があることから,解体ということになりました.

写真:さいたま市中央区役所にて 2016-9-10
投稿:本多 正樹

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