JR東日本は,『東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会』期間中,多くの利用者が見込まれる千駄ケ谷・信濃町・原宿の各駅について,改良工事の計画を発表した.
千駄ケ谷駅では,現在,使用されていない臨時ホームを新宿方面の専用ホームとする.プラットホームには,ホームドアが新設される.改札口やコンコースを拡張し,混雑緩和を図るほか,利用客の動線がスムーズになるよう,新宿方に改札口を移設する.また,エレベータの増設など,バリアフリー設備を拡充するほか,トイレが拡張される.
信濃町駅では,ホームドアが新設されるほか,エレベータの増設やトイレの拡張が行なわれる.
原宿駅では,現在,年始のみ使用されている臨時ホームを外回り専用ホームとする.今回,新設される外回り専用ホームは,通路で竹下口改札にも接続する.線路およびホーム上に2層の駅舎を新設し,コンコース,改札口,トイレを拡張して混雑緩和を図るほか,エレベータを増設する.明治神宮側には新たに出入口が設置される.
JR東日本では,有楽町駅,新橋駅,浜松町駅,日暮里駅,大井町駅,新木場駅などについても,コンコース拡張,エレベータ増設などのバリアフリー設備拡充など,検討を進めるとしている.
写真:千駄ケ谷駅外観(左上)・千駄ケ谷駅改札内コンコース(右上)・千原宿駅明治神宮側外観(左下)・原宿駅改札内コンコース(右下)のそれぞれ改良後のイメージ(JR東日本のニュースリリースから)