2016（平成28）年2月28日（日），兵庫県篠山市で鉄道ファンらで作るグループが中心になり，40年以上前に廃線された旧国鉄笹山線を，プラレールにより復活させるイベントが開催されました．
　篠山線は1944（昭和19）年3月21日，鉱石の運搬などを目的に開業（篠山口—福住間17.6km・6駅），貨物や利用者が減少したために，1972（昭和47）年3月1日で廃止となりました．イベントでは，地元の住民など約500名が現在は道路になっている廃線跡でプラレールを約5000本を使用して，約1kmにわたり線路を作り，篠山線最終日に運転された，お別れ列車を再現した模型を走行させました．小さい子供達は走行する模型列車を追いかけ続けたり，ご年配の方々は篠山線の昔話をされていたりと大変にぎわっていました．