京浜急行電鉄では,2015(平成27)年度の新造車両のうち,2016(平成28)年3月に登場する新1000形車両のデザインを一部変更すると発表した.
今回増備する新1000形(貫通形・1800番代)はステンレス車体の4両編成で,普通から快特,都営浅草線直通列車まで,京急線全線においてフレキシブルな運用に対応すべく,正面に貫通路を設置し,編成を連結し8両編成とした際に互いに乗り移ることができるようにする.また,車体側面に幅広の赤色と白色フィルムをデザインすることにより,従来からの「赤い電車」のイメージを踏襲する.
なお,基本仕様(車両長さ・扉数・座席など),基本性能,バリアフリー設備のほか,LEDを使用した室内灯などは,従来の新1000形のものが引き続き採用される.
新1000形(貫通形・1800番代)は,今回,4両編成を2本,計8両導入し,2016(平成28)年3月から営業運転を開始する予定.
写真:京急新1000形(貫通形・1800番台)のイメージイラスト(京浜急行電鉄提供)