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鹿児島市電「大垣・鶴岡」号が新デザインに

鹿児島市電「大垣・鶴岡」号が新デザインに

鹿児島市交通局では現在,2110形全3両(2111号,2112号,2113号)において鹿児島市と姉妹盟約や友好都市の名前を愛称として運転しています.このうち,2111号「大垣・鶴岡」号が車体再生作業と外観塗装を新デザインに変更し,2014(平成26)年11月3日(月祝)に開催された南九州最大の祭りである『おはら祭』会場の一部にあたる,いづろ通—天文館通間において,おはら節などにあわせて踊る参加者に囲まれての初のお披露目となりました.デザイン変更においては局の一部の関係者と鹿児島市の観光交流課による極秘のプロジェクトだったようで,今回のデザイン変更はサプライズ的な要素もありました.
 今回,新デザインとなった2111号「大垣・鶴岡」号は登場から2007年まで「ナポリ」号として運行されていたもので.3度目の車体塗装デザイン変更にともない,2007(平成19)年から今回のデザイン変更まではグリーンを基調にしたイラストデザインが施されていたものから,山吹色とクリーム色の温かみのあるものに変更されています.鹿児島市交通局によると,残る2112号を「マイアミ・パース」号,2113号を「長沙・ナポリ」号へと,同様に車体再生作業と新デザインへの変更が行なわれるとのことで,今後の動向が注目されます.

写真:天文館通—高見馬場間にて 2014-11-3
投稿:冨吉 郷太

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