1000系の導入により,徐々に世代交代が進む東京メトロ銀座線では,01系の最終編成増備車の第38編成が営業を離れ,2013(平成25)年8月14日(水)から16日(金)にかけて中野工場から1日2両ずつ搬出されました.解体のため,群馬県館林市の,もと北館林荷扱所に陸送されたようです.
第38編成は,2007(平成19)年から01-238号車を使用した永久磁石同期電動機(PMSM)の試験が行なわれ,2011(平成23)年1月からは中間車4両が試験的にLED照明となっていました.
16日には,同じ中野工場構内では先日甲種輸送され,陸送で搬入された1000系の最新編成である1105編成の試運転が行なわれており,その手前では廃車陸送に向けて01-138と01-238のトレーラーへの積込み作業が行なわれていました.
写真:中野工場にて(敷地外から撮影) 2013-8-16
投稿:斎藤 誠