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313系1300番台が営業運転を開始

313系1300番台が営業運転を開始

2010(平成22)年6月下旬に日本車輌で落成したJR東海の313系1300番台2連×4本が,営業運転を開始しました.
 313系1300番台はB401+B402,B403+B404の組み合わせで日車豊川工場から出場,試運転の後,所属区である神領車両区に留置されていましたが,後に大垣車両区へ移動,動向が注目されていました.
 まず7月2日(金)の東海道本線1106FにB403+B404が初充当され,引き続き7月3日(土)には美濃赤坂支線や大垣—米原間のローカル列車へ充当されました.引き続いてB401+B402編成(写真)も同じ運用に充当開始されています.
 この運用は従来,大垣車両区の117系4連の運用であり,117系の運用の一部を同形式が置き換えたかたちで限定運用されているようです.ただし,同車が2連車のワンマン準備工事車であることや,配置が神領車両区などであることから,この運用は一時的な暫定運用の可能性もあります.
 JR東海から117系と119系の置換えが発表されてはいるものの,現段階ではその具体的な時期や置き換えの流れは明確にはなっていないため,今後313系1300番台が本格的な運用をどの線区で開始し,どの車両を置き換えていくことになるのか,注目されます.

写真:美濃赤坂—荒尾間にて 2010-7-4
投稿:中野 輝良

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