0系新幹線電車の先頭車が，2009（平成21）年10月から鉄道博物館で展示されることになった．
　今回展示されるのは，東海道新幹線開業時に「N2編成」の新大阪方先頭車として営業運転に充当された21-2で，JR西日本の検修センターで長らく保存されていた同車は，JR東日本が譲り受け，2008（平成20）年8月に大宮総合車両センターに搬入されていた（写真）．
　展示は新設される展示棟内で行なわれ，東海道新幹線開業当時の東京駅ホームの情景を一部再現し，車内への立入り見学を可能とするほか，車両の床下機器，台車などを見学できる設備構造となる予定．