プラス 北陸新幹線 延伸開業区間の駅

2011年12月号から2014年7月号まで連載した「新幹線99駅」の続編として,北陸新幹線に新規開業した7駅(飯山・上越妙高・糸魚川・黒部宇奈月温泉・富山・新高岡・金沢)と中間駅となった長野を取り上げます.
新幹線の駅数はこれらを加えると106駅に,そして,平成27(2016)年3月の北海道新幹線開業を迎えると,さらに3駅が加わり,新幹線の駅数は109駅になります.
最終回 第21回 2面4線通過線なし拠点駅(3)

最後は名古屋・京都の2駅を見聞いたします.ともに東海道新幹線の中間駅ながら拠点中の拠点,まもなく開業50周年を迎える両駅の日常を記録いたしました.これまで21回にわたる連載のインデックスも付しました.
第20回 2面4線通過線なし拠点駅(2)

前回に続き,本線上と待避線に,島式の乗降ホームがある拠点駅として,九州新幹線の新鳥栖・熊本,東北新幹線の仙台,東海道新幹線の新横浜駅を取り上げます.
第19回 2面4線通過線なし拠点駅(1)

本線上と待避線に,島式の乗降ホームを設置している,地域の中核をなす都市に置かれた新幹線駅ではよく見かけるスタイルの駅のうち,山陽新幹線の広島・小倉,北陸新幹線の軽井沢を巡ります.
第18回 通過線のない駅(2)

副本線を持たない本線に対向式ホームだけが面する駅,または,どちらか一方が島式ホームとなっている駅を取り上げました,これらの駅では基本的に列車の追抜きは行なわれず,次々と列車の発着が繰り返されています.今回は新神戸のようなぎやかな駅から,列車密度の低い九州新幹線の出水駅などの見聞記です.
掲載駅=新神戸,久留米,筑後船小屋,新水俣,出水.
第17回 秋田新幹線

今回は,秋田新幹線"こまち"が停車する,田沢湖線・奥羽本線の5駅(雫石・田沢湖・角館・大曲・秋田)をめぐります.
第16回 通過線のない駅(1)

今回は,熱海,新花巻,いわて沼宮内,上田の4駅を取り上げました.いずれも通過線を持たない,本線上にホームが設けられたごく単純な構造の駅ばかりです.シンプルではありますが,各駅とも見どころはたっぷり,途中下車したくなる駅がまた増えそうですよ.
第15回 開業後にできた新設駅

今回は,三島駅を筆頭に,掛川,三河安城,厚狭,くりこま高原の5駅を取り上げました.これら各駅に共通することは,開業後に造られた「新設駅」であるということ.しかし,同じ新設駅であっても,構内配線はもとより,駅固有の雰囲気は各所で異なります.今回もそのバラエティを眺めてみることにいたしましょう.
第14回 ホーム2面3線の構内配線を持つ駅(2)

新幹線全駅を訪ねるシリーズもすでに後半戦に突入しました.今回は,前回(2013年6月号)に引き続き,通過駅ながら片側のホームが島式となっている形態の駅の紹介です.東北新幹線小山・那須塩原・郡山・白石蔵王・北上,上越新幹線熊谷・燕三条の7駅をご案内いたしましょう.1駅ずつめぐって行くと,構内配線といった構造以外にも注目点が多いものです.拠点間利用の多い新幹線ではありますが,こうした各駅にも訪れる機会をつくってみてはいかがでしょうか.
第13回 ホーム2面3線の構内配線を持つ駅(1)

東海道新幹線・山陽新幹線において,通過駅ながら片側のホームが島式となっている形態の駅(米原・姫路・新岩国・新下関)をめぐります.
第12回 通過線を挟む対向式ホームがある駅(3)

新幹線の途中駅といえば,中央部を本線が通り,その両側に分岐した副本線が対向式ホームに面している...,という格好のものが大半を占めます.今回は山陽地区から,このタイプの5駅(新倉敷・福山・三原・徳山・新山口)をピックアップいたしました.新幹線の駅はいずれも似たようなものと思われがちですが,こうして眺めなおしてみますと,各駅ともユニークな仕込みがなされ,特徴を出しているのがわかります.なお今回で,全99駅中,60駅まで見てきたことになります.
第11回 構内に新幹線史を感じさせる駅

シリーズも11回目を迎え,いよいよ後半戦です.今回は島式ホームに通過線をともなった「2面4線+2線」という大規模駅を眺めて見ましょう.対象となるのは,岐阜羽島,福島,高崎,越後湯沢の4駅.また,越後湯沢から支線で結ばれるガーラ湯沢も取り上げています.
第10回 通過線を挟む対向式ホームがある駅(2)

この号の特集は,新幹線にまつわるエピソード5本と連載2本を集めた,同特集おなじみのオムニバス形式となっています.「新幹線99駅」では,小田原のような,通過線のある対向式ホーム駅を集めました.
第9回 単独駅(2)

今回はJR・民鉄の鉄道路線と接続していない「単独駅」の2回目となります.東北新幹線の水沢江刺,上越新幹線の本庄早稲田・上毛高原,長野新幹線の安中榛名,以上の4駅を眺めてみましょう.在来線では「秘境駅」というジャンルがにわかに生じ,脚光を浴びていますが,新幹線における「秘境駅」はまさに単独駅ではないでしょうか.要塞のような駅施設に対し,在来線よりも小規模な改札口まわりなど,ある意味で魅力が詰まった各駅です.
第8回 通過線をはさむ対向式ホームがある駅(1)

新幹線の途中駅に多く見られる,中央の通過線を挟む,2本の待避線に対向式ホームを設置した駅として,東北新幹線の宇都宮・新白河・古川・一ノ関,上越新幹線の浦佐・長岡をめぐります.
第7回 単独駅(1)

JR・民鉄の鉄道路線と接続していない「単独駅」を取り上げます.長大トンネルや高架橋を駆使して地域間を最短で結ぶ経路を取り,直線的な線形で路線網を拡大する新幹線では,それまで鉄路と縁の薄かった場所に駅が設置されることもしばしばあります.今回取り上げたうち,東海道新幹線の新富士,山陽新幹線の新尾道・東広島は,開業後に駅の誘致運動が起こって設置されたものです.2011(平成23)年に開業した九州新幹線の新大牟田・新玉名も単独駅ですので,今号でご紹介します.
第6回 地平にある新幹線駅

第6回は,地平にある新幹線駅をご紹介します.安全性の確保から,高架橋や築堤上を走る区間がほとんどの新幹線ですが,それでも駅においては,地平部分にホームを設けている例が各路線で散見されます.いずれの駅も需要度に合わせたかのように,必要最小限の線路配置を持つものが多いようです.
第5回 過去の終点駅(2)

今回は,過去の終点駅であった,大宮・盛岡・八戸・岡山・新八代を取り上げます.在来幹線と新幹線を連絡する終点駅は,新在両路線の優等列車が入り乱れ賑わいます.延伸開業で途中駅となった今.かつての残り香を構内に見出すことはできるのでしょうか.
第4回 山形新幹線全10駅

今回は,山形新幹線"つばさ"が停車する,奥羽本線の米沢・高畠・赤湯・かみのやま温泉・山形・天童・さくらんぼ東根・村山・大石田・新庄の10駅をめぐります.
第3回 過去の終点駅(1)

第3回は過去に終点駅であった新大阪と博多を取り上げます.国内屈指の大都市に開業した新幹線駅として,今日もそれぞれ独自の存在感を放つ両駅ともに,九州新幹線の開業と前後して改良工事が行なわれています.また,「過去の終点駅」には当たりませんが,博多駅をご案内したので,隣駅である博多南駅もあわせて紹介しています.
第2回 フル規格路線の終点駅

第2回はフル規格路線の終点駅として,東北新幹線の新青森,上越新幹線の新潟,北陸新幹線の長野,九州新幹線の鹿児島中央を取り上げます.
第1回
