『鉄道ファン』2024年3月号 1月19日発売

第三セクター鉄道として新しく生まれ変わった路線を紹介する連載企画の29路線目.今回は1988年7月に宮福鉄道として開業,北近畿タンゴ鉄道を経て,現在は京都丹後鉄道によって列車運行が行なわれている宮福線を取り上げます.開業当初は非電化路線でしたが,JR線への乗入れも可能な特急車両の導入,1996年の電化ではJRから特急列車が乗り入れるようになるなど,明るい話題が続きました.しかし,高速バスとの競争,輸送人員の減少などもあり,苦しい経営が続いているようです.今回はそんな宮福線の歴史と現状,そして寺田裕一さんによる最新の訪問記を掲載しています.