この3月のダイヤ改正で引退するE351系"スーパーあずさ".ついに当形式は約25年間の活躍に終止符を打つこととなりましたが,登場時からほぼその姿を変えることなく連日中央東線を往来し続け,さまざまな列車と離合,各停車駅などではたくさんの車両と顔を合わせてきました.E351系の姿だけでは,なかなか歴史の変化がつかみにくいですが,同系が絡んだ他車の動きを振り返ってみると,いろいろな思い出がよみがえってきます.巻頭特集では,E351系が登場した1993年から今までの25年間,つまり四半世紀に及ぶ記録を,中央東線の歴史として思い出してみることにいたしましょう.まだ排障器の装着がなかった時代の201系をはじめ,115系「山スカ」,165・169系はもちろんのこと,フル編成時代の183・189系などの懐かしい写真も収録しました.181系時代のコラムも必見です.