2026年2月号

発売日:2025年12月19日
特別定価1400円(税込)

今月号の巻頭特集は「有料着席サービス」です.大都市圏の通勤路線を中心に近年急速に広まったもので,ロング・クロス転換式シートや豪華な専用車を用いたものなど,車両的にも注目される列車体系に目を向けてみることにいたしました.続いて近鉄1A系の新車ガイド,西武山口線のL00系の新車速報,また,CARINFOではE723系5000番代(山形線)の情報も収録.そして注目は2編を掲載した機関車の話題です.一つは最終旅客営業となったJR東日本のEF81形電機のこと.そしてもう一つはステンレス機として注目されたEF81 303号機のエピソードです.機関車ファンはとくにお見逃しなく.そのほか,登場から30年を迎えたE127系の誕生秘話,横軽の廃線ウォークなど,さまざまな観点から鉄道をとらえた2月号もぜひお楽しみください.車両カレンダーも付録となっています.

2026年3・4月号予告

〈100系4連P編成・写真:井上英樹/2007-6・岡山にて〉

〈100系4連P編成・写真:井上英樹/2007-6・岡山にて〉

N700系(元16連の5000番代・K編成)を改造した8連の6000番代・P編成が山陽区間で営業運転を開始しました.こうした需給バランスに合わせた「短くなった新幹線」が3月号特集の主題で,0系「ウエストひかり」や100系の4・6連のほか,東北・上越新幹線の200系にも存在しました.これらの組成とそれにともなう改造車の仕様を細かく解説いたします.
 4月号の特集は,常磐線の「特急ひたち・ときわ物語」です.東北初の特急“はつかり”も当初は常磐線を経由しましたが,583系で運転された“みちのく”を含め,常磐線の昼行特急をテーマとして,その発祥から現在の姿までを述べてまいります.付帯する急行列車や,夜行についても簡単に触れる予定で,皆さまからの懐かしい写真をお待ちします.4月号の投稿締切りは1月15日となっています.