台湾鉄道のほとんどは日本の統治時代につくられたもので,その多くが今も残っており,その見聞のために当地に出かけるファンも多いようです.本書では,台湾に残る日本統治時代の遺構を求め,台湾のガイド書を多く記している著者が,「台湾鉄道遺産」のガイドともいうべく,駅やターミナルなどを中心とした施設を集めて解説しています.台湾の情報を求めている方にとっては,欠かせない一冊になるでしょうか.
| 著者 | 片倉佳史 |
| 発行 | 交通新聞社 |
| 仕様 | 新書判 264ページ |
| 定価 | 本体800円+税 |
| 発売日 | 2012年2月15日 |
| 購入する |
鉄道ファン2012年6月号掲載|
交通新聞社の記事一覧
