東京・神田にある展示室「天理ギャラリー」では,2024(令和6)年9月7日(土)から12月7日(土)までの間,『天理ギャラリー第182回展 歴鉄 日本最大の私鉄「近鉄」110年の軌跡』を開催します.
※画像はいずれも天理大学附属 天理参考館提供
開催期間 | 2024(令和6)年9月7日(土)〜12月7日(土) ●I期...大阪・奈良・伊勢への路(みち) 9月7日(土)〜10月22日(火) ●II期...日本最大の私鉄へ 10月26日(土)〜12月7日(土) ※休館日...毎週日曜日,10月23日(水)~25日(金) ※I期とII期で展示替えを行ないます. |
開館時間 | 9時30分〜17時30分(入館は17時まで) |
会場 | 天理ギャラリー (東京都千代田区神田錦町1-9 東京天理ビル9階) |
会場への交通 | 詳しくは,天理大学附属 天理参考館のページをご覧ください. |
内容 | ●近畿日本鉄道(近鉄)の母体である大阪電気軌道が,創業路線である奈良線を大正3(1914)年に開業し110年を数えます. ●幾多の合併・再編を経て,大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県に路線を持つ日本最大規模の私鉄となった近鉄は,都市間交通だけではなく,名所旧跡への重要な交通手段として発展してきました. ●本展では乗車券や関連する紙資料を中心に,大私鉄の歴史をひもとき,地域住民の足としてはもちろん,広範囲のネットワークとして果たしてきた役割について紹介します. ●会期別の内容 ・第I期「大阪・奈良・伊勢への路(みち)」 大阪電気軌道とその直営子会社が敷設した路線を取り上げ,創業路線である奈良線(都市間輸送,観光地奈良),橿原線(橿原神宮),そして三重県に至る大阪線・山田線(伊勢神宮)の資料から,現代的な都市間交通と,伊勢神宮に代表される観光地への輸送を念頭に置いたエリア拡大について観てみます. ・第II期「日本最大の私鉄へ」 大軌グループが買収統合した会社の路線を取り上げ,大阪鉄道(南大阪線),伊勢電気鉄道(名古屋線),奈良電気鉄道(京都線)など,近鉄が日本最大の私鉄へと規模拡大した大きな要因であるM&Aの経緯を紹介し,経営陣の思惑や時代の流れに翻弄された各路線の歴史をたどります. |
入場料 | 600円(高校生以下無料) ※障がい者とその介護者1名は無料.受付で障がい者手帳などまたはミライロIDを提示してください. |
関連イベント | ●記念講演会「近鉄電車の110年」 ・開催日時...10月5日(土)13時30分~15時 ・会場...ワイム貸会議室神田Room7A (東京都千代田区内神田1-18-12 内神田東誠ビル7F) ・講師...三木理史氏(奈良大学教授) ・参加費...500円 ※展覧会入場券セット1000円,入場券2回分セット1500円 ・定員...100名(当日先着順) ●ギャラリートークとキップイベント ・開催日時...9月7日(土),10月4日(金)・22日(火)・26日(土),11月9日(土),12月7日(土) ・開催時間...各日13時30分~15時15分 ・会場...天理ギャラリー ・内容 (1)ギャラリートーク 学芸員による展示解説を行ないます. ※入場券のみで参加可能 (2)硬券切符印刷実演 キップ印刷のようすを見たり,出札・入鋏体験ができます. ※入場券のみで観覧可能 (3)オリジナル硬券切符製作ワークショップ 選んだ版で唯一の切符を作成できます. ※ワークショップ参加費...500円(先着20名) ※展示の観覧には別途入場券が必要です. |
そのほか | 来場された先着500名の方に,オリジナル開催記念切符と近畿日本鉄道提供リーフレットが進呈されます. |
ご案内 | 天理ギャラリー第182回展 歴鉄 日本最大の私鉄「近鉄」110年の軌跡(天理大学附属 天理参考館のページ) |