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劇場版「SL日和~大井川鐵道物語/山口線物語」,下北沢トリウッドで公開

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2010年6月20日掲載

劇場版「SL日和~大井川鐵道物語/山口線物語」が,2010(平成22)年7月10日(土)から23日(金)まで,下北沢トリウッドで公開されます.
 映画「SL日和~大井川鐵道物語/山口線物語」は蒸気機関車を愛するさまざまな人たちの眼を通して,旅情と詩情の狭間をゆったりと行き交う贅沢なひとときを映像化しています. 観客の心が臨場感たっぷりに蒸気機関車体験できる映画詩となっています.

期日 2010(平成22)年7月10日(土)~23日(金)
(12時30分〜)/14時40分〜
※カッコ内,12時30分の回は土日祝日のみ上映
※火曜日定休
会場 下北沢トリウッド(東京都世田谷区代沢5-32-5 2F)
会場への交通 京王井の頭線・小田急線 下北沢駅下車,徒歩5分
※詳しいアクセス方法は下北沢トリウッドのページをご覧ください.
チケット 当日券のみ
一般1500円/大学生・専門学校生1300円/中・高校生およびシニア1000円
■作品情報
タイトル 「SL日和~大井川鐵道物語/山口線物語」
監督 岩男浩司
脚本 松下隆一
上映時分 103分
製作 マルティ・アンド・カンパニー
配給 アネック
内容 ●大井川鐵道物語
 静岡県・金谷駅から千頭駅にかけて大井川沿いをひた走る蒸気機関車. C11やC56といった蒸気機関車たちが,昔ながらの客車をけん引しながら頑張っている姿を追う.
 また,大井川鐵道では1976(昭和51)年7月9日にC11 227の復活運転を開始したが, その復活にかけた鉄道マンの蒸気機関車愛に満ちた半生や,その志を受け継ぎ,日々蒸気機関車を守りゆく若き鉄道マンたちの姿も併せて描く.
 動輪横から撮影した迫力ある映像を交え,一度はリストラされた蒸気機関車たちが茶畑の中を走りぬけ,数々の鉄橋を渡る姿は,鉄道マンの熱き想いと相まってなお一層美しく見え, その動輪の響きは人生の応援歌のように,いつまでも観客の心に残るだろう.
●山口線物語
 山口県・新山口駅から島根県・津和野駅にかけて,日本の原風景を走るSLやまぐち号,C57 1.
 通称「貴婦人」と呼ばれているその優美な姿は,全国各地に数多くのファンを持っている. 本作品ではC57 1を通称「ポニー」と呼ばれるC56 160がエスコートするという, 貴重な重連運転の映像で綴ってゆく.
 また地元湯田温泉出身の夭折した詩人,中原中也の孤高の人生と詩を沿線の原風景とともに描き,日本のふるさとへ心地よく回帰させてくれる. そして蒸気機関車を愛する沿線に住む人々の想いを描く. 中でもプロの写真家を目指す若者を取り上げ,蒸気機関車を愛する気持ちを込めた彼の写真をとおし,琴線にふれる蒸気機関車の美しさというものを描き出す.
ご案内 下北沢トリウッドWEBサイト