1964(昭和39)年の東京オリンピック開催にあわせて華々しく開業した新幹線電車.最初にデビューした0系新幹線電車はそのスピードとスマートなフォルムが相まって,当時は「夢の超特急」と呼ばれ,人々の憧れの的となりました.それから44年,長い間私たちのそばにいた0系新幹線はこの秋,営業運転を終了し,引退する事が決まりました.交通科学博物館では,0系新幹線に敬意を表し,引退を記念した企画展を開催します.
開催日 | 2008(平成20)年10月11日(土)〜2009(平成21)年1月12日(月祝) |
会場 | 企画展示室 |
内容 | 東海道新幹線の開業から活躍し続けていた0系新幹線電車の,今秋の引退を記念し,0系新幹線が走った東海道・山陽新幹線のあゆみや,0系新幹線のひみつなどを紹介し,初代「夢の超特急」を振り返ります. ■「弾丸列車」の夢は「ひかり」へ 戦前の弾丸列車計画から東海道新幹線の開業までを,新幹線の産みの親である島安二郎・秀雄親子のエピソードを中心に,開業当時の乗客券やパンフレットなどの当時の資料で振り返ります. ■東海道・山陽新幹線のあゆみ 「動くパビリオン」と言われ,万博人気の一端を担った新幹線の活躍ぶりや,岡山・博多まで新幹線が延びていく様子,つぎつぎと現れる新形車両などを模型やパンフレット,ポスターなどとともに紹介します. ■0系新幹線のヒミツ 当時の最新技術を駆使して製造された0系のちょっとした「ヒミツ」を,実物の部品などを交えてご紹介します. ■憧れの0系新幹線電車 0系が憧れの的として活躍した時代を,当時の写真やグッズ,玩具,絵本などを用いて紹介します. ■新幹線シンフォニー 日本各地で活躍しているさまざまな新幹線車両を,写真や模型で紹介します. |
■関連イベント:ミュージアム探検ツアー新幹線バージョン | |
日時 | 企画展開催中の土・日・祝日(年末年始除く) 11時〜/14時30分〜 約30分間 |
内容 | 博物館職員による実物車両などのガイドツアーです. |
入館料金 | 大人(高校生以上)400円/小人(4才以上)100円 |
開館時間 | 10時〜17時30分(入館は17時まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日・学校の春休み・夏休みは開館) 年末年始(12月29日〜1月2日) ※2008(平成20)年11月から休館日である月曜日が祝日・休日の場合,翌日の火曜日(平日のみ)を休館日とさせていただきます. 翌日の火曜日も祝日・休日の場合は開館します. |
交通 | JR大阪環状線・地下鉄中央線「弁天町」駅下車すぐ |
ご案内 | 交通科学博物館WEBサイト JR西日本WEBサイト |