ゆりかもめでは,1995(平成7)年の開業以来運用してきた7000系に代わる新形車両7300系の第1編成目を,2014(平成26)年初頭に導入し,2016(平成28)年度までの間に18編成を導入し,順次置き換えを進めると発表した.
7300系は,前面ガラスを大形化し,車内からの前方眺望が向上するほか,両開きドアの採用により,乗り降りもスムーズになる.座席をすべてロングシート化することで,車内スペースを広げ,最大乗車人員が従来より1割程度増加する.座席の背もたれを肩の高さまで上げたセミハイバックバケットシートを採用し,乗り心地を向上する.また,空調性能を高めるとともに,荷棚の設置により快適で利便性の高い車内空間とする.車内照明はLED化され,車内に液晶ディスプレイを導入し,日英中韓4ヵ国語による案内を行なう.
写真:ゆりかもめ7300系のイメージパース(ゆりかもめWEBサイトから)