『鉄道ファン』2024年3月号 1月19日発売

全国津々浦々を旅するカメラマン,牧野和人さんが何気ないごく日常の駅をご案内.時の流れとともに路線の様子も変わり,それに合わせて駅も姿や役割が変わります.飯田線三河大野駅は木材の積出し基地として貨物駅がありましたが,現在は空き地となり,無人化された同駅の駅舎は,「鳥」のプレートが付く山小屋風のものになっています.もう一つの豊橋鉄道渥美線三河田原駅は,変遷を繰り返して現在は終端駅となりました.ホームはターミナルらしい規模を有し,駅舎は四代目で,駅施設と市の文化施設を合わせ持つ近代的デザインが特徴です.