京浜急行電鉄の1000形1890番台の登場によって,本形式の新製期間が20年に達しました.本誌2021年7月号「CAR INFO」欄で取り上げた1890番台車は1000形の20次車に当たるということなので,毎年のように新製が行なわれていたことになります.このように,長期間にわたって新製が行なわれていた形式は,ほかにはどのようなものがあるのでしょうか.京浜急行電鉄の1000形(二代目)とは異なり,途中にブランクがありながら長期にわたり新製が続いた形式もあり,車種もさまざまでした.そのすべてを確認することは難しいですが,思いつくまま調べてみると,意外な結果となりました.