国鉄線上から蒸気機関車の火が消えてほどなく,大井川鐵道での蒸機保存運転がスタートしました.それから46年ほどが経ちますが,その間大井川鐵道は蒸機の保存運転を続け,ノウハウを築き上げてきました.このたび,創業100周年を迎えることを記念して,新たな蒸機の動態化プロジェクトが始まります.コロナ禍で売上げが減少する中,クラウドファンディングで費用の一部をまかなう計画となっています.その意義などについて,大井川鐵道の公式記事で紹介します.最近では「きかんしゃトーマス号」の運行で注目を集める大井川鐵道ですが,同社の屋台骨を支える「SLの保存運転」への覚悟が伝わってきます.