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京都市交通局,3月17日にダイヤ改正を実施

京都市交通局 50系

京都市交通局は,2018(平成30)年3月17日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
 烏丸線は,平日ダイヤにおいて,とくに混雑する朝の通勤時間帯の7時台と,沿線大学の2時限目の登校時間帯にあたる10時台にそれぞれ1往復,また,学生の下校時間帯にも15時台から17時台に2往復,あわせて4往復を増便し,終日の運転本数を現在の163往復から167往復とすることで混雑の緩和を図る.なお,近鉄との相互直通運転本数に変更はない.また,平日・土休日ダイヤとも,国際会館発の下り始発列車の時間を,5時23分発から5時18分発へと5分早め,市バスや他社線へ乗継ぐ利用客の利便性を図る.
 東西線は,京阪大津線のダイヤ改正(鉄道ニュース1月26日掲載記事参照)にあわせて,利用客に乗換えが生じる「京都市役所前」止まりについて,始発から9時台(土休日ダイヤは始発から6時台)を除く全時間帯で取りやめる.これにより太秦天神川行きは,これまでと比較して25往復増便となるほか,烏丸線(烏丸御池),山陰本線(二条),京福電鉄(太秦天神川)と接続する本数が増える,また太秦天神川発びわ湖浜大津行きを増便することで,市内の西部から東部地域,さらに,びわ湖浜大津地域を結ぶ東西の鉄道アクセスを強化する.
 このほか全国初の試みとして,地下鉄各駅の券売機で,普通券と同じ用紙を使用した4ヵ国語対応の「地下鉄一日券」を発売する.現在は,一部の駅に設置したカード自動販売機や駅有人窓口などで,磁気カードの「地下鉄一日券」を発売しているが,すべての切符売り場にある4ヵ国語に対応した券売機で,普通券と同じ用紙を使用した「地下鉄一日券」(大型券)を,ダイヤ改正日の3月17日(土)から発売し,利用客により購入しやすくする.4ヵ国語に対応した券売機で「地下鉄一日券」を購入する場合,利用客が選択した言語(日本語,英語,中国語,韓国語)で印字したものを発売し,海外からの利用客にも使いやすくする.

写真:京都市交通局50系  編集部撮影   醍醐車庫にて  1998-3-25(取材協力:京都市交通局)

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