JR西日本は,東海道本線(JR京都線)摂津富田—茨木間に設置される新駅の駅名を「JR総持寺(じぇいあーるそうじじ)」とすると発表した.
JR総持寺は,摂津富田駅から約1.7km,茨木駅から約2.0kmの距離に設けられる.「街と街、人と人、時(歴史)と時(未来)をつなぐ新たな駅」をコンセプトとし,プラットホームは島式1面2線(この両側に通過線が各1本あり)で,高架下駅舎となる.駅設備として,エレベータ1基,エスカレータ2基(上り1基・下り1基)のほか,可動式ホーム柵(二重引戸式)の設置,非常ボタン,ホーム監視カメラも設置される.
新駅の由来である「総持寺」は,西国三十三所第22番札所としても知名度があり,場所がイメージしやすく,分かりやすい名称であるため採用された.また,近隣にある阪急電鉄の総持寺駅と区別するために「JR」が付与されている.
なお,JR総持寺の開業は,2018(平成30)年春の予定.
写真上:「JR総持寺」の外観イメージ
写真下:可動式ホーム柵(二重引戸式)のイメージ(いずれもJR西日本のニュースリリースから)