東急,田園都市線に2020系を導入へ

Facebookシェア
東急,田園都市線に2020系を導入へ

東京急行電鉄は,田園都市線に新形車両2020系を導入すると発表した.
 形式名は,2020年の東京オリンピック,さらに2022年の同社創業100周年に向けて,田園都市線により親しみを持っていただき,沿線の街や駅と調和する車両にすることを目的に命名されたもの.
 2020系は,東急が展開する駅直結形商業ビルの多機能レストルームや,渋谷駅構内の「渋谷ちかみちラウンジ」などのデザインを手掛ける丹青社がデザインを監修,田園都市線沿線の駅や街との親和性を高める.
 エクステリアは,コンセプトカラー「INCUBATION WHITE」(美しい時代へ孵化していく色)を使用し,車両の先頭形状はまるみを帯びたやわらかみのある顔をイメージ.

東急,田園都市線に2020系を導入へ

 インテリアは,沿線の風景をイメージした座席や照明も含めた室内全体のカラーコーディネートにこだわり,親しみやすさと心地良さを感じられるデザインとする.車内には,空気清浄機を東急として初めて設置し,座席はハイバック仕様を採用することによって車内の快適性向上を図る.また,デジタルサイネージをドア上と連結部,さらに座席上には3連で配置し,多言語案内の充実化を図るとともに,ニュースや天気予報など充実した情報サービスを提供する.さらに,荷棚の高さを低い位置へ変更し,荷物の積み下ろしをしやすい形状に変更する.フリースペースは全車両に設置される.

東急,田園都市線に2020系を導入へ

 主電動機や駆動装置は,低騒音形のものを採用し,沿線環境および車内空間の騒音を低減.次世代半導体素子を用いた制御装置による主電動機の高効率駆動や,車内の全照明と前照灯・尾灯へのLED灯の採用により,使用電力は8500系の約半分となる.機器の状態監視が常時可能な大容量情報管理装置を採用することで,車両故障の未然防止を図り,運行のさらなる安定化を実現する.また,踏面ブレーキとディスクブレーキの併用によるブレーキ性能の向上も図られる.
 2020系は2018(平成30)年春に10連3本を導入し,以降も順次導入される予定.

写真:2020系のエクステリア(上),インテリア(中),リニューアル後の南町田駅への到着シーン(下)のイメージ(いずれも東京急行電鉄のニュースリリースから) 

掲載