日本最古のケーブルカー車両,引退の危機

日本最古のケーブルカー車両,引退の危機

現役のケーブルカーのうち日本最古となるのは,大分県別府市にある遊園地「ワンダーラクテンチ」へのアクセスを主に担う「別府ラクテンチケーブル線」の車両(1951(昭和26)年製)となっています.
 しかし,「ワンダーラクテンチ」を経営する大阪市の遊園地用遊具メーカー「岡本製作所」は,2008(平成20)年8月末で営業から撤退することになり,営業譲渡先が決まらなかった場合は8月末で閉園となり,閉園と同時にこのケーブルカーの引退が危惧されています.仮に閉園・引退となると,九州で残るケーブルカー路線は北九州市の帆柱ケーブル線のみとなり,国際的な観光都市別府の発展を見守ってきたケーブルカーも,1929年(昭和4年)から79年の歴史に幕を閉じることになります.

写真:ラクテンチ下駅(雲泉寺駅)にて 2008-7-12

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