追伸 JRグループの社長様 1

イラスト図解を中心としたビジュアル解説を,初めて本誌に採り入れた鉄道頭脳集団,フリーランス・プロダクツ.その本邦初公開となった記事が,JR化直後の1987年6月号に掲載した「拝啓 JRグループの社長様」でした.新しく発足したJR旅客会社6社に向けて,それぞれに期待する鉄道車両を現実的な視点で創造,イラストのほか,平面図(室内レイアウト)も加え,具体性のある内容は各方面から反響をいただいたものでした.さて,それから30年が過ぎ,タイムカプセルのふたを開けてみると...
 今月号ではその第一弾として,JR北海道に提案した「空港アクセス列車」,JR東日本への「日本版タルゴ(新在直通新幹線)」,JR東海への「ノスタルジックトレイン」,これらそれぞれの「今」を紹介いたしますが,空港アクセスについては,成田空港や関西空港をはじめ本格的なものなが各地でお目見え,新在直通についても,"つばさ"・"こまち"において在来線改軌という形で実現,さらにノスタルジックトレインは,まもなく登場予定の"SLやまぐち"用客車に期待が高まるところです.こうした30年前の夢を,現実の姿に置き替えて眺めてみることにいたしましょう.