都電7000形 64年の軌跡

東京都交通局(都電)荒川線の顔として,永らく活躍を続けてきた7000形は,今では風前の灯といった状態となりました.つりかけ駆動方式の営業用車両としては東京都内最後の存在である7000形がいっそう注目を浴びることになりそうな今,本誌でこの7000形の軌跡を振り返ります.
 東京の都心部を縦横無尽に走り回っていたころの7000形は,今のものとはまったく異なる車体で,じつにさまざまなバリエーションが見られました.そして,荒川線に集まり新たな活躍が始まった以降,少しずつ姿を変えて今に至るわけですが,本記事ではこうしたことも含めて解説いたします.7000形がじつに奥が深い形式であることを,実感していただきます.