2017年3月号

2017年1月21日発売
定価(本体1048円+税)

巻頭特集は,東京地区で進行または計画されている鉄道改良プロジェクトを,運輸政策審議会の最新の答申をもとに紹介いたします.東京オリンピック・パラリンピック(東京2020)の開催決定当初,さまざまな鉄道新線計画が浮上しましたが,いよいよ3年後に迫った現在,具体的に動いている事業について,ここで改めて見なおしてみることにいたしましょう.
 新車速報では,各地を走るJR東日本 E001形「TRAIN SUITE 四季島」に加え,いよいよ10両フル編成となったJR西日本「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の試運転追伸,CARINFOでは,東京メトロ1000系の特別仕様車(最終増備車),小田急30000形「EXEα」,さらには西武40000系が充当される見込みの秩父〜横浜直通の座席指定列車「S-TRAIN」の情報もお知らせいたします.
 このほか,115系新潟色復刻にちなんで,過去,70系などの旧形国電に彩られていたオリジナル塗色車のカラーグラフ,平成29年3月ダイヤ改正の概要も再確認いたしましょう.
 乗車インプレッションは東京メトロ13000系とJR西日本の323系.どちらも都市中心部を走る新車だけに注目すべき車両です.
 連載では「日本のローカル私鉄」,50年前の東京をカラーで回顧する「東京オリンピック開催を前にした鉄道情景」,また「プレイバック展望館」では開業当初(3000系入線時)の日比谷線を振り返ってみましょう.

2017年4月号予告

2017年4月号

写真:舛掛尚則

特集は,JR30周年企画の第一弾として,「JR時代のブルートレイン」をお届けいたしましょう.「ブルートレイン」という言葉でひとくくりにしましたが,ここでは,国鉄が分割民営化された昭和62(1987)年4月以降,"サンライズ瀬戸・出雲"のみとなった現在までの,定期的に運転されていた電車列車を含めた全寝台特急を対象とします.また,寝台急行として親しまれた"銀河"や,寝台特急と同一区間を走行した急行についても,「ブルトレ補完列車」として解説に加える予定です.
 国鉄末期からブルトレはすでに旅客減の時代を迎えており,ロビー・ラウンジカーの連結や個室化などのリニューアルにより,盛んに活性化が図られていました.そのような中,青函トンネル,瀬戸大橋の開業で北海道,四国へと直通夜行が生まれ,豪華寝台特急"北斗星"などが誕生します.こうして花開いたJR時代のブルートレインでしたが,やがて博多"あさかぜ","みずほ"の運転終了という転機を迎え,衰退の流れが始まりました.近年は急速に廃止が進み,平成27(2015)年春,定期"北斗星"の廃止で純ブルトレは全滅となり,今では寝台特急として"サンライズ瀬戸・出雲"が残存するのみとなったのです.この大きなうねりこそJR30年間の動きを語るに相応しいと考え,特集といたしました.
 そのほか,東武500系の速報や,リバイバル新潟色の115系,JR四国の観光列車,キハ185系「四国まんなか千年ものがたり」などの車両ニュースに加え,東海道貨物や323系の続報などを予定しております.どうぞご期待ください.