大手民鉄の車両(2)
京成電鉄 3000形7次車(3050形)
2010(平成22)年7月に開業する予定の「成田スカイアクセス」開業に向けて導入された.
これまでの6次車をベースとし,「成田スカイアクセス」を走行する車両であることが容易に識別できるように,外観の変更を行ない,随所に飛行機形マークを取り入れたカラーリングとなっている.
腰掛生地にも飛行機のイラストを取り入れ,車内でも空港アクセス列車であることを表現している.車内案内表示装置は,京成電鉄の通勤車両としては初採用となるLCD(15インチ)タイプのものに変更し,日本語・英語・中国語・韓国語の表示にも対応している.
3000形7次車(通称「3050形」)は8両編成×6本導入され,新しい「スカイライナー」であるAE形とともに営業運用を開始する予定.
東京地下鉄02系大規模改修車
丸ノ内線02系本線車両は,1次車がしゅん工から20年以上が経過しているため,平成21年度から02-101~02-119編成(114両)のチョッパ制御車両を対象に,大規模な改修工事が実施されることになった.
車体腰部に配されている帯が,従来のスカーレットとホワイトの構成から,スカーレット地にホワイトのサインウェーブを配したデザインに変更されている.
また,省エネルギー性の向上を目的に,永久磁石同期電動機が採用され,誘導電動機
と比べて消費電力量を約10%低減することが期待されている.
相模鉄道 11000系
5000・7000系置換え用で,将来のJR直通での都心乗入れを考慮したJR東日本E233系ベースの車両.
室内はオールロングシートで,腰掛の表地は10000系と共通.車内案内表示器は側扉上に17インチワイド液晶2面を設置.主回路機器やTIMS,台車などもE233系が基本となっている.保安装置は自社線用のほか,JR用ATS-P形とデジタル列車無線の準備工事を施している.
2009(平成21)年5月に2編成がしゅん工,6月15日(月)から営業運転を開始し,さらに2009年度中に3編成が投入される予定.