JR西日本の車両
JR西日本 225系
旧世代車両の113系などを新形車両に取り換えるために導入された.今後の同社の近郊形直流電車の標準となることを目指している.
「安全を最優先する」ことを最重要課題とし,側と天井,側と台枠接合部などの強化が図られている.また,前面衝突対策として衝撃吸収構造を開発し,これを採用している.
室内は,転換式クロスシート(デッキ周辺と車端部は固定式)が展開する.デッキ部には補助腰掛が,天井には画像配信情報装置(カラー液晶19インチ画面)が設けられている.
225系は,今回登場した0番台110両のほか,阪和線向けの5000番台116両の導入が予定されている.
JR西日本 キハ189系
特急“はまかぜ”用のキハ181系を置き換えるために導入された.
車体は軽量ステンレス鋼で,先頭部のみ鋼製.キハ122系やキハ127系といった一般形気動車で進めてきた電車システムの標準化をさらに深度化させている.
3両編成を基本とし,すべての車両に2台の駆動用エンジンが搭載されている.台車は,電車用台車などで実績のある軽量ボルスタレス軸はり式台車であり,最高運転速度は130km/h(3両以上編成時)となっている.
さまざまな臨時運用にも対応できるようにするため,性能選択スイッチを設け,従来のキハ181系相当の性能,あるいはキハ40・47形相当の性能というように,車両性能を変更することが可能.
(写真:松本洋一)
JR西日本 683系4000番台
“雷鳥”用の485系を置き換えるために導入された新区分番台.
“サンダーバード”での運用が基本のため,着席定員増を目的に9両固定編成とされた.また,将来の他線区への転用も視野に入れ,両方の運転台は貫通構造の高運転台構造となっている(ただし,クロ683形4500番台は貫通準備工事).
グリーン車全席にモバイル機器用としてサービスコンセントを設置,普通車の腰掛は青系に統一されている.
集電装置は, 冬季の着雪による離線防止のため,521系と同じシングルアーム式のWPS28D形に変更している.
9連×12本が導入され,2009(平成21)年6月から営業運転を開始する予定.2011(平成23)年春までに,485系で運転されている“雷鳥”を置き換える予定.