JR東日本の車両
JR東日本 E6系量産先行車
東北新幹線用のE5系と併結,320km/hでの営業運転が可能な秋田新幹線用の新形車両として開発された.車体は13mにもおよぶロングノーズ形状とされ,さらに車体傾斜装置(新幹線区間で最大1.5度傾斜)も装備している.また,フルアクティブサスペンションも全車両に装備されている.このほか,主回路装置やブレーキ装置についても,性能向上と信頼性の確保が図られている.
E6系では環境性能の確保や,バリアフリー設備の充実化を図るとともに,従来のE3系6両編成と同じ定員を確保するため,編成両数が7両(5M2T)とされた.
車体外板は上部を茜色(あかねいろ),車体を飛雲(ひうん)ホワイトとし,腰部にはアローシルバーの帯が配されている.
JR東日本 HB-E300系
ディーゼルハイブリッドシステムを搭載したリゾートトレイン.
キハE200形で実績のあるディーゼルハイブリッドシステムを搭載し,回生エネルギーの有効利用を図るとともに,排気ガス中の有害物質を低減するコモンレール式エンジンを採用して,環境負荷の低減を図っている.
今回,青森地区向けに2両編成×2本,秋田地区向けに4両編成×1本,長野地区向けに2両編成×1本が製造される.青森編成の愛称名は「リゾートあすなろ」,長野編成の愛称名は「リゾートビューふるさと」,そして秋田編成については既存の編成を置き換えて「リゾートしらかみ(青池)」とする.
「リゾートビューふるさと」は2010(平成22)年秋,「リゾートあすなろ」と「リゾートしらかみ(青池)」は2010(平成22)年12月の東北新幹線新青森開業に合わせた時期に営業を開始する予定.
JR東日本 EF510形500番台
寝台特急の“カシオペア”や“北斗星”をけん引しているEF81形交直流電気機関車を置き換えるために導入された.
JR貨物が導入しているEF510形交直流電気機関車をベースに,保安装置の変更,デジタル列車無線の搭載,列車選別車上子の設置,推進運転対応などを行なっている.
車体の外板塗色は,寝台特急の“カシオペア”と“北斗星”をけん引することから,それにふさわしいデザインとなり, ベースを青色とし,腰部に金色の帯を巻き,EF81形に描かれている流星マークを直線的なデザインに変更し,これを車体側面に配している.
EF510形500番台は合計15両が導入され,うち2両は“カシオペア”塗色で登場する予定.
(写真:二瓶 裕)